こんにちは!
マレーシア移住のかずなみファミリーです!
海外で生活するとなると、日本にいる時とはお金の管理方法も変わってきますよね。
生活費の支払いや日本からの送金、収入の受け取りなど、様々な場面で銀行口座が必要になります。
日本で使っていた銀行口座は、海外に移住したらどうなるんだろう?使えるのかな?と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
今回は、海外在住者でも使いやすい日本の銀行口座についてご紹介していきたいと思います。
海外移住したら日本の口座は使える?使えない?
結論から言うと、海外移住して日本の非居住者になると、基本的に多くの日本の銀行口座はそのまま使うことは難しいです。
日本の銀行は、口座名義人が日本国内に居住していることを前提にサービスを提供しているためです。
海外に転居した場合、銀行によっては一部サービスの利用が制限されたり、最悪の場合、口座が凍結・解約されてしまうこともあります。
ただし、一部の銀行では、海外在住者向けのサービスを提供していたり、特定の条件を満たせば口座を維持できる場合もあります。
海外在住者でも使いやすい日本の銀行口座
全ての機能が今まで通り使えるというわけではありませんが、海外居住者向けのサービスを提供している日本の銀行はいくつかあります。
ソニー銀行 (Sony Bank)
特徴
- 11通貨の外貨定期預金の取引が可能
- 外貨送金の受け取りが可能
- キャッシュカードとVisaデビットが一体となった「Sony Bank WALLET」は、海外ATMでの現地通貨引き出しや海外のオンラインショッピングにも利用可能
注意点
- 国内に居住する人の連絡先を登録
- 新規の投資信託の購入、売却は不可
- 特定口座、NISA口座は廃止
- 居住地国で「納税者番号」が発行される場合は届け出が必要
SMBC三井住友銀行
特徴
- 残高・入出金明細照会が可能
- 国内振込・振替が可能
- 外国送金が可能
- 海外への取引明細の送付が可能
注意点
- 出国前にSMBCダイレクト・グローバルサービスを契約(月額216円)
※出国の3週間前まで - 海外居住地を証明する公的な書類の提出が必要
SMBC信託銀行プレスティア
特徴
- 海外居住者向けの口座「PRESTIA GOLD」あり
- Visaデビット一体型キャッシュカードは、海外ATMでの現地通貨引き出しや海外でのショッピングに利用可能
- 17の通貨に対応
- 海外送金サービスが利用可能
- 英語をはじめとする多言語でのサポートあり
注意点
- 海外から新規送金口座の登録不可(事前登録が必要)
- 口座の種類や利用状況によっては、口座維持手数料が発生する場合あり
三菱UFJ銀行
特徴
- 三菱UFJダイレクトが利用可能
- 出国前にグローバルダイレクトを契約(月額300円)
- 外国送金が可能
注意点
- 帰国予定のある人が対象
- 海外赴任や留学証明などの書類の提出が必要
みずほ銀行
特徴
- 海外勤務者向け日本国内送金サービスあり
注意点
- みずほダイレクトを契約し利用中の場合のみ、送金サービスが利用可能
- 送金内容確認の電話が必須
私たちが新規で口座開設したもの
私と主人は、いろいろ検討した結果、ソニー銀行とSMBC信託銀行プレスティア、みずほ銀行を新たに開設しました。
ソニー銀行とSMBC信託銀行プレスティアはデビットカードを作れるので、現地での決済に便利だと思ったからです。
またタッチ決済ができるという点も魅力的でした。
ちなみにマレーシアに移住してから、みずほ銀行の送金サービスを数回使用しましたが、サービスを利用するたびに内容確認の電話が毎回かかってきます。
出ないと送金が実行されないので、こちらからかけ直すことが度々あり、国際電話料金もかかるので、利用しなくなりました笑
各銀行の海外在住者向けのサービス内容や利用条件を事前にしっかりと確認してから開設しましょう。
まとめ
海外移住後の日本の銀行口座の取り扱いは、銀行によって異なり、基本的には利用が制限されることが多いです。
しかし、一部の銀行では海外在住者向けのサービスを提供している場合もあります。
利用目的に合わせて、日本の銀行口座を維持するか、海外の銀行口座やオンラインサービスなどを検討するかを慎重に判断しましょう。
もし、移住に関するご質問があれば、お気軽にお問い合わせください。
それでは、次回のブログでお会いしましょう!