こんにちは!
マレーシア在住のかずなみファミリーです!
前回の記事で、無事にデジタルノマドビザが承認できたことをお話しました。
今回は、ビザ取得と並行して行っていたマレーシア移住のための準備について、リアルな体験談をシェアしたいと思います。
「海外移住するには、一体何から始めたらいいの?」と思っている方の参考になれば嬉しいです。
航空券と一時滞在先の宿泊予約

渡航日を決めたら、まずは航空券の予約が必要です。
私たちは、エアアジアの東京(羽田)からクアラルンプールの直行便のフライトを取りました。
荷物は120kg分を追加料金で支払いました。
そして、マレーシアに到着後、家が見つかるまでの一時滞在の宿泊予約もしておきました。
前回の下見旅行と同じでAirbnbを利用し、約1ヶ月の予約をしました。
不動産エージェント探し
マレーシアに到着してから住む家を探すため、エージェントにアポをとりました。
英語が話せないので、日本人のエージェントを探し、数件ピックアップしてもらって現地で案内してもらえるように手配してもらいました。
ワクチン接種
移住準備で最初に取り掛かったことの一つが、家族のワクチン接種です。
特に1歳の息子は、日本の定期接種スケジュールよりも少し前倒しで、必要なワクチンを接種しました。
海外生活では、予期せぬ病気のリスクも考えられるので、事前にしっかりと準備しておくことが大切です。
私たち家族は、マレーシアに渡航することを伝え、先生と相談して、「A型肝炎」と「日本脳炎」のワクチンを接種しました。
狂犬病やデング熱などの心配もゼロではありませんが、動物との触れ合いや蚊に刺されない対策をしていれば大丈夫かなと思ったので。今回は接種しませんでした。
ワクチンの種類によっては2回、3回打つものがあり、期間を空ける必要があったので、早めに行動するのがおすすめです。
また、ワクチンの接種や種類については、医師と確認した上で検討してくださいね。
そして、保育園への入園手続きなどで必要になる可能性を考慮して、息子のワクチン接種証明(英語)を発行してもらいました。
母子手帳のワクチン接種証明の記録を見て、自分で証明書を作成して、かかりつけの小児科の先生にサインしてもらいました。
家具・家電の売却
マレーシアに持っていく荷物を厳選するために、日本で使っていた家具・家電の売却を始めました。
マレーシアの物件は家具、家電付きがほとんどなので、持っていく必要はありません。
ほとんどのものを売却して、そのお金を移住資金に充てることができました。
フリマサイトに出品したり、家具、家電などの大きなものは、「ジモティー」に出品するのがおすすめです!
ざっくり30万円くらいにはなったかなと思います。
荷物の分別
持っていくものと送るものを分別します。
飛行機の手荷物や預け荷物で運べるものは自分で運び、それ以外のものは船便で送ることにしました。
海外引越しに対応した引越し業者に何社か見積もりを依頼しましたが、費用が想像以上に高かったため、今回は見送ることにしました。
もし業者を使う場合は、複数の業者から見積もりを取り、サービス内容や料金、評判、保険の有無などを比較することをおすすめします。
主な引越し業者としては、日本通運、ヤマト運輸、サカイ引越センターなどが海外引越しサービスを提供しています。
私たちは、親戚にお願いして、郵便局から発送してもらうことにしました。

資産整理
移住前には、資産整理や各種契約の解約をしておくと良いです。
確定申告
年の途中で海外に転出する場合でも、確定申告が必要になることがあります。
事前に税務署に確認しておきましょう。
銀行口座の整理・解約
不要な銀行口座は解約し、海外送金に対応している口座を開設しました。
いくつも口座があると管理が大変なので、2.3個程度で良いかなと思います。
クレジットカードの整理・解約
不要なクレジットカードは解約し、海外でも使えるクレジットカードを新規で作りました。
マレーシアでの生活を始めるにあたって、海外で使えるクレジットカードを日本で発行しておくと便利です。
VISAやMastercardなど、国際ブランドのものがおすすめです。
国外運転免許証の発行
国際免許は、海外で運転するために必要で有効期間は1年間です。
日本の運転免許証を持っていれば、各都道府県の警察署や運転免許センターで申請できます。
必要な書類は運転免許証、パスポート、写真です。
※写真はその場で撮影してもらうこともできます。
即日発行してもらいたかったので、私たちは運転免許センターに行きました。
一部の免許センターでは現金が使えない場合もあるみたいなので、クレジットカードや電子マネーを用意しておくと良さそうです。
各種書類の発行
戸籍謄本など、マレーシアでの手続きで必要になる可能性のある書類を発行しておきました。
住民票
海外移住する際に必ず考えるのが、「住民票」をどうするかという問題です。
住民票を抜くメリットとしては、住民税(10%)、国民健康保険や国民年金の加入義務がなくなるということです。
デメリットとしては、日本の公的なサービス(一部)が受けられなくなる、一時帰国時に不便が生じる可能性があるなどが挙げられます。
私たちは、今後のライフプランなどを考慮し、最終的に住民票を抜くことにしました。
住民票を抜くか抜かないかは、それぞれの状況によって異なるので、慎重に検討することをおすすめします。
海外転出届(住民票を抜く)
海外への滞在が1年以上の場合、海外転出届を提出する必要があります。
海外転出届を提出すると、日本の住民票が除票となり、国民健康保険や国民年金の加入義務がなくなります。
私たちは家族全員でマレーシアに移住するので、海外転出届を出しました。
提出すると同時にマイナンバーカードや保険証、子ども医療証の返納、国保の脱退となるので、出発日のぎりぎりに提出することをおすすめします。
国外転出者向けマイナンバーカード
2024年5月27日から、海外転出後もマイナンバーカードを継続利用できる制度が始まりました。
海外転出届を市区町村役場に提出する際、マイナンバーカードと「個人番号カード国外継続利用申請書」を併せて提出します。
マイナンバーカードの券面に「国外転出 ○年×月△日」と追記し、ICチップ内の住所情報を変更します。また、国外転出者向けの電子証明書が発行され、海外でもスマホのICリーダーなどを使ってオンラインで行政サービスを利用できます。
特に便利なのはオンラインで戸籍謄本を海外に取り寄せる事が出来る事。
海外では婚姻関係や子供との関係性を証明する時に戸籍謄本が必要になる場面があります。
家族帯同でビザの申請や更新、子供の銀行口座の作成、子供を学校に入れる時など
今までは日本に居る親族に取得してもらい海外発送が必要でした。
まとめ
マレーシア移住準備は、本当にすることが多くて、毎日が忙しかったです。
でも、家族みんなで協力して、一つ一つクリアしていくことで、ついにマレーシアでの生活が現実のものとなりました。
他にもマレーシア移住の報告や家族や友人たちと会ったり、旅行をしたり、日本にいるときにしかできないことをしておくのも良いと思います。
このブログでは、これからもマレーシアでのリアルな生活情報を発信していきますので、ぜひ参考にしてくださいね!
もし、移住準備についてもっと詳しく知りたい、個別の質問があれば、お気軽にお問い合わせください。
それでは、次回のブログでお会いしましょう!